カシメ・ハトメ専門店パーツラボ

内径38mm「アイレット38」特大ハトメ金具と工具

38mm径「アイレット38」とは

アイレット38は、穴の内径38mmの大きいハトメです。
構造は丸潰しのハトメと同じく座金付きで、専用の工具で叩いてかしめる事で固定させるため、裏面も丸いアイレットリングとして仕上がります。

アイレット38のサイズは、屋外テントや、タープ、大型のシート幕の、ロープ通しの穴などに使われるサイズ。取付けると、金具は直径6cmの円を描いたインパクトのある外観になります。 広々とした38mmの穴に対し、周囲に約10mm幅の金属縁をつくって、穴の周りの繊維の綻びや劣化を防ぎます。

アイレットの本体の高さが約10mmとなっていますので、取付ける革や布・紙・シートが厚み7mmないし8mm以下のものにお勧めしています。 もちろん、それ以下の厚みのものにもお取付けできますが(大きいアイレットを超薄手のものに取り付けるとどうなるか?をご参照ください) 大きいハトメであるため、潰す金属の部分も必然的に多くなります。 そのため、かしめるにも相応のパワーが必要。 可能であれば取付ける対象は合計厚みが3mm以上をおすすめしています。

パーツラボのアイレット一覧

真鍮製アイレット38

アイレット38(真鍮製ニッケル) アイレット38(ニッケル)

名称 アイレット38
サイズ 内径約38mm
傘径60mm
高さ10mm
材質 真鍮
加工 ニッケル鍍金

腐食しにくい真鍮製の本体生地に、ニッケル鍍金をかけてスタンダードなシルバー色に仕上げたアイレット38です。 付属の座金も同じく真鍮でできており、ニッケル鍍金をかけています。

屋外使用が多い金具となるため「ステンレス製のものは無いですか?」とよくご質問をいただきますが、 このサイズになると、取り付け作業が非常に困難なものになるため、ステンレス製のものはほぼ製造がありません。

風雨に晒されるといった程度であれば、真鍮製のものも多く使われています。 また真鍮は銅と亜鉛の合金ですので比較的柔らかく、加工しやすいこともポイントです。

大きめのハトメで、荷重がかかる箇所にお使いの場合の「強度」が必要な方はグロメットをご検討ください。

この写真は分かりやすいように拡大していますので、ご購入の際にはアイレット38の寸法数値をよくご確認いただきますようお願い致します。 実際のニッケル鍍金の色はご覧のモニターにより、写真と異なる場合があります。

パーツラボのアイレット一覧

アイレット38用手打ち工具

アイレット38用手打棒と皿セット

アイレット38用手打棒と皿セットの寸法

名称 アイレット38用手打ち工具
内容 手打棒と皿のセット
材質 鉄製(鋼/焼入れ)
個数 1セット

アイレット38の専用手打ち工具です。 ハトメの工具の種類はいろいろありますが、本製品「アイレット38手打ち工具」は、手打棒と打ち皿がセットになった、重さ約3.8kgある重い金属の塊です。 取扱い、アイレット打ちには少々慣れが必要となりますので予めご了承ください。

なお在庫して居ることが多いのですが、基本は取寄せ商品となります。 ご注文いただいてから7日お時間いただくことがございますので、何卒ご容赦ください。

  • 掲載写真の外観は、実際のアイレット38と異なる場合があります。ご容赦ください。
  • 当店では工具類はすべて消耗品扱いとし、誤ってご購入いただいた場合も返品交換できません。ご注意ください。
  • アイレット38を取付ける場合は、硬く水平な場所に打皿を置き、少し重めの金槌(木槌)をご用意ください。

パーツラボのアイレット一覧

アイレット38の取り付けについて

アイレット38の取付け方法は、他のハトメ(丸潰し)と同じです。

  1. アイレット38を取付けたい対象(布/革/ビニール/帆布など)に直径 約39mmの穴をあける
  2. 先程あけた穴の、表面からアイレット38の足先(筒の方)を通す
  3. アイレット38用手打ち工具の打皿へ、取付け対象の穴に通したアイレット38を乗せる。打皿の溝に、ハトメ傘の部分がフィットするように。
  4. 取付ける対象の裏面が、打ち皿の上にくるようにセットする
  5. 取付ける対象から出ているアイレット38の足先(筒の先端)に、座金をかぶせる
  6. アイレット38手打工具の、棒の方をアイレット38足先にあてて叩いてく

はじめてハトメを取付けなさる方は、ハトメの手打ち工具を使った打ち方をご一読ください。
また直径38mmの穴をあけるための工具ハトメ抜き38mmヤグラ付もお取り寄せ可能です。

パーツラボのアイレット一覧