ハンドプレス機をお持ちで、頭径10mmのアメリカンホックを取り付けたいなら、このパーツ。
「打駒アメリカンホック」は、手作業ではうまく打てないホックの取り付けを簡単にしてくれる便利な工具です。
お持ちのハンドプレス機にセットするだけで失敗ロス少なく、静かにホックの取り付けすることが可能となります。

| 名称 | 打駒アメリカンホック用 |
|---|---|
| 材質 | 鉄製 |
| 個数 | 3個1セット |
打駒アメリカンホック用はハンドプレスに取付け、アメリカンホックを打つ打具になります。
2017/04/12:商品掲載写真に、打駒のうち上駒1パーツ分が不足した画像が掲載されておりましたので訂正しました。謹んでお詫び申し上げます。 尚ただいまご購入いただくバージョンは、打駒の表面に化粧鍍金をかけたタイプとなります。
掲載写真の品は、時期によってお送りする商品と予告なくデザインが異なる場合がございます。予めご了承ください。 デザインが異なっていても、当店ハンドプレスには問題無く取り付け可能です。
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当店販売中のアメリカンホック(リングスナップボタン)は、以下の構成で成り立っています。
各パーツはこの打ち駒には以下のように対応します。
アメリカンホックにはいろいろな種類がありますが、今回は両方リングになっているタイプですので、下駒は共通で使いまわせます。
まずは下駒をハンドプレス機の台座にセットします。
では、「上型」と「ツメ」を取付けしましょう。
「上型」のホックの噛み合せになる側が、ハンドプレス機打駒の凸部にピッタリはめ込むことができます。
アメリカンホックの「上型」をつけた上駒をハンドプレス機にセットします。
ここでは説明しやすいように、先にホックを付けていますが、
すでにハンドプレス機に取付けた駒に、グッとホック「上型」を押し込むだけで固定されます。
さて、アメリカンホックは「リングスナップボタン」や「リングホック」とも呼ばれますが、これはホックかみ合わせ面の反対=取り付ける対象の外側に、輪っかのようなリングが出る為です。
これで、アメリカンホックの「上型」と「ツメ」をハンドプレス機にセットできました。
取付けたい革をセットします。今回は厚み1.3mmの革を使いました。ここでは特に印などをつけていませんが、実際は取付けたい場所に軽く印をつけて、ハンドプレス機をレバーを何回か軽く振り下ろして「この位置に降りてくるな」ということを確認してください。
レバーが降りてくる位置が、ホックが取付けされる位置となります。
位置が決まりましたら、レバーを引き下ろしてください。
ハンドプレス機の下駒(「ツメ」を置いた方)は、突起がバネ式になっており、レバーを下ろすと突起がグッと下に押し込まれ【ツメ - 革 - 上型】が0距離になります。
この時、「ツメ」が革を突き破り、「上型」の穴周辺に変形しながら配置されます。このツメが上型を掴むような形で固定します。
レバーを持ち上げると、革が上駒にくっついた形で持ち上げられます。(「上型」がハンドプレス機の上駒にゴムで固定されているからです)
引き抜いてください。
外側はこのように仕上がります。丸いリングが革に食い込むような形で仕上がっていると思います。
今度は下側をつけましょう。対応する打駒は、ゴムでコーティングされた凹の形をした駒です。
打駒の凹の部分に、アメリカンホックの下側の突起部分がきれいに刺さります。さしこんでみたところが掲載の画像です。
上駒をハンドプレス機に取付けましょう。
先程と同じく、軽くレバーを振り下ろして、どこの位置にレバーが降りるか(=どの位置にアメリカンホックの下側を付けるか)を確認してください。
位置が確定できましたら、レバーをグッと引き下ろしてください。
引き抜いたところです。アメリカンホックの下側(ホック凸部分の方)を取り付けることができました。
先程の上側と同じように、外側(裏面)はこのようにリング状に仕上がります。まさにリングスナップボタンといった感じです。
先程のアメリカンホック上側と噛み合わせてみました。ぱちっと気持ちよく噛み合います。
ホック金具そのものの厚みに加え、革の厚み(約1.3mm)もありますが、今回は噛み合わせた部分の合計厚みは7mmになりました。
以上が、ハンドプレス機を使ったアメリカンホックの打ち方です。
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上駒のネジ(2分5厘)と、下駒の下の筒状の部分の径(約19mm)が合えば、使える可能性が高いです。ただし取付け保証はできませんのでご了承ください。既にお持ちの打駒と、当店記載の打駒の寸法をご確認ください。
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