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ホック(ドットボタン)をハンドプレス機で打つ取付方法

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ハンドプレス機を使ったホックの打ち方

このページでは、パーツラボの普通ハンドプレス機ハンドプレス打駒バネホック用を使ったホックの打ち方をご紹介します。

ハンドプレス機でホックを打つ場合に用意するもの

ハンドプレス、打ち駒、ホック、穴あけポンチ

ここでは例に革にバネホックNo1を打ちます。

用意するものをご紹介。

既に取り付け予定場所に直径3mm程度の穴があいていれば、穴開け用駒は不要です。また手打ちタイプの穴開けポンチでも十分です。

ハンドプレスのホック打機に必要なもの

写真で言うと、左2セットの駒がホック用打駒、右1セットの打駒が穴開け用。前にあるのが革とホック金具です。

  1. ジャンパーホック7050
    打つホックを確認します。
    ホックは4つのパーツで1組です。4つのパーツはそれぞれ「頭とバネ」、「足(ホソ)とダボ」があり、組み合わせも決まっています。
    はじめてホックを打つ方は、どのパーツがどのパーツと組み合うのか確認しましょう。
    頭とバネ
    …重ねて上にくる方のホックパーツです
    足とダボ
    …重ねて下にくる方のホックパーツです
    ここではバネホックNo1を例にとり、実際に取り付けます。 頭バネ用には、下駒が凹・上駒が凸の打駒を使います。 足ダボ用には、下駒が凸・上駒が凹の打駒を使います。
  2. 穴あけポンチ
    穴あけポンチ
    穴あけ打ち駒
    (穴あけ打ち駒)
    穴あけ工具を用意します
    「頭」と「足(ホソ)」の軸径にあわせた穴をあけるため、穴あけ機を用意します。布や革といったホックを取付ける対象に、既に穴が空いている場合は不要です。
    足と頭の軸を通す為の穴ですので、バネホックNo1の場合は径2mm~径3mm程度です。(ホックによって異なります。)
    厚い素材の場合は、手打ちの穴あけポンチやハトメ抜き、薄手の素材の方にはハンドプレス機に取り付ける穴あけ用打駒などがお勧めです。
    今回はハンドプレス機穴あけ用打駒を取り付けて作業します。
  3. 3mm穴開け用ハンドプレス打駒
    穴開け用3mm打駒

    3mm穴開け用ハンドプレス打駒
    ハンドプレス機に穴開け駒を取り付け準備
    ハンドプレス機用の打駒は、どのようなものでも「下駒」と「上駒」のセットで使います。 穴開け用打駒の場合も例外ではありません。
    【備考】下駒は約8mm径、上駒はネジ式になっており、ハンドプレス機と駒が購入店舗で一致しない場合は、サイズが微妙に対応しないものもありますので、ご注意下さい。
    3mm穴開け用ハンドプレス打駒の下駒 3mm穴開け用ハンドプレス打駒の上駒
    下駒はハンドプレス機のアームにある窪みに取り付け、上駒はネジ部分に取り付けます。
    革への取り付けについて詳しくは穴開け用打駒のページにある「ハンドプレス機を使った穴開けの方法」を御覧ください。
    【備考】革や布でなく、紙などに穴を開けたい場合ハンドプレス機を使った紙への穴開けはを御覧ください。
  4. 3mm穴開け用ハンドプレス打駒

    3mm穴開け用ハンドプレス打駒
    穴開け駒で穴をあけます
    3mm穴開け用ハンドプレス打駒
    ホックを取り付けたい所に印をつけて、ハンドプレスの駒の先端がその場所に当たるようにセットします。
    今回は革に鉛筆で(分かりやすいように)大きく十字を書き、この中心にハンドプレスの駒が当たるよう、一度ゆっくりレバーを振り下ろして位置を調節しました。
    3mm穴開け用ハンドプレス打駒
  5. ホックの足とダボを取付ける
    ホックの足とダボを打ちます。
    まず今回は、ホックの(写真むかって右)と、ダボ(写真むかって左)から打ちます。もちろん、頭とバネから打っても問題ありません。 ホックの足とダボ用駒をハンドプレス機にセット
    ハンドプレス機に設置した場合は上記の通りです。足ダボ用には、下駒にピンが付いた凸型のものと、上駒が凹の窪みがついた打駒を使います。
  6. 足を革の裏側から通して下駒の上に乗せます
    まず足とダボを取付けるのは、ホックが完成したときに重ねる際の下側になります
    また足はその裏側から通して、足先が上を向かせる格好で下駒に乗せます。 下駒のピンは、ホックの足傘にあいている穴に差し込んでずれないようにセットするために付いています。
  7. ダボをセットします。
    先ほど通した足の先端にダボの凹をかぶせるようにセットします。
    取付ける革(布)が厚すぎて、通した足が上に出てきていないようなら、足の長いものに交換する必要がありますが、通常2mmほど出ていれば取り付けに問題ありません。
  8. ハンドプレス機のレバーを引き下ろします
    ハンドプレスのレバーを引き下ろしてホックの足ダボを打ちます。グッと金属をひしゃげさせる感覚が手に伝わります。
    レバー引き上げるとダボはキレイに形を保ったままなのが分かります
    レバー引き上げてみたところです。 足の裏面は丸い穴が開いています(片面カシメと同じです)
    足の裏もキレイに仕上がっています。
  9. ダボ(表)と、足(裏)はこのように仕上がります。
    ホックのダボ仕上がり例 ホックの足(裏面)仕上がり例
    ホックの足はカシメの片面と同じく裏に穴があいています。この裏面の処理が嫌な場合は、両面足のホックをお使い頂くことになります。
  10. 今度は、頭とバネを取付けるための準備をします
    今度はホックの重ねた際に上にくるパーツを取り付けます。 頭とバネに対応する打駒は、下駒が凹の窪みがあり、上駒には凸の突起がついている方を使います。 他の駒と同じく、上にネジ、下にはめ込む形でセットします。
    ネジ式の上駒をハンドプレスにセットします 下駒は台座の下穴に嵌めこんでセットします
  11. 表に頭のボタンが出るように穴に突起部を通します
    革の表面に頭の丸ボタンが出るように頭の裏の突起部を穴に通し、その穴からでてきた突起先端にバネをあてます。 裏面にあたるバネを上むくようにセットして、駒の上に乗せます。
    ホックにあわせた打駒
  12. セットしたら、レバーを引き下ろします
    上述の準備が終わったらアタマとバネを打ちます。 セットした金具にむけてレバーを引き下ろします。グッと手に手応えがあれば、既に打てています。 レバーを下ろして頭とバネを打つ
  13. 打った後にレバーを引き上げると、ホックが金具にくっついている事がありますが、簡単に手で外せます。 頭とゲンコはこのように打ち上がりました 上駒の凸先端部がホックのバネの内部にはいって潰している為で、バネの中で頭の突起部がキレイに反り返っていますので問題ありません。
  14. 頭とバネはこのように仕上がります。
    革の表面に出るホックの頭 ホック頭とバネの間はキチンとカシメられています 革の裏面に出るホックのバネ
  15. 先ほどつけた足とダボの側と留めるとこのようになります。
    ホックのダボ側にあててみる ダボとバネがピッタリくっつきます 裏側には足の傘が出ます
  16. バネホックを無事打つことができました
    これで完成です。

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